PHIL SPECTORコンピ収録/ATCOラスト作★SONNY & CHER-『IT'S THE LITTLE THINGS』 [ATCO 6507]

SONNY & CHER-『IT'S THE LITTLE THINGS/DON'T TALK TO STRANGERS』 1967年 シェールの初期時代として知られる、米国ソフトロック・デュエットによる中期作品で、ＰＨＩＬ　ＳＰＥＣＴＯＲのコンピＣＤに選出された、音壁系ウォール・オブ・サウンドの隠れ名曲、ＳＯＮＮＹ　＆　ＣＨＥＲ－『ＩＴ’Ｓ　ＴＨＥ　ＬＩＴＴＬＥ　ＴＨＩＮＧＳ』のＵ．Ｓ．オリジナル７インチ。　１９６７年にＢＩＬＬＢＯＡＲＤ　ＣＨＡＲＴ　ＮＯ．５０位を記録した小ヒット曲で、ＡＴＣＯレーベルの原盤ＬＰ”ＧＯＯＤ　ＴＩＭＥＳ”から唯一シングルカットされたマイナー作品。　７０年代のＫＡＰＰレーベル作品でやや盛り返す事となりますが、商業的には成功しなかったＡＴＣＯレーベルの希少ラストシングルとなります。　　このシングルはフィルスペクター・ファンにはとても人気の高い１枚で、”ＷＡＬＬ　ＯＦ　ＳＯＵＮＤ”が残した大きな影響を辿る音壁作品集”『PHIL’S SPECTRE A WALL OF SOUNDALIKES 3』に『ＩＴ’Ｓ　ＴＨＥ　ＬＩＴＴＬＥ　ＴＨＩＮＧＳ』が選出。　ニューオーリンズの作曲家/アレンジャーとして活躍したＨＡＲＯＬＤ　ＢＡＴＴＩＳＴＥのアレンジが秀逸で、ＰＨＩＬ　ＳＰＥＣＴＯＲをあからさまに意識した音壁サウンドが迫力の１枚です。　ＡＴＣＯ時代のマイナー作品の為原盤ＬＰですらあまり見かけませんが、原盤７インチは更に出てこない１枚。　モノラル原盤シングルの高圧録音は、ＰＨＩＬ　ＳＰＥＣＴＯ直系の”ウォール・オブ・サウンド”がＣＤとは全く違う印象で聴こえるので、シングルで聴いた事が無い方にとてもオススメです。　　盤質：　Ｅ．