MONKEES作曲家★BOYCE & HART-『アウト＆アバウト』 [A&M 858]

BOYCE & HART-『OUT & ABOUT/MY LITTLE CHICKADEE』 1967年 ５０年代から数多くの楽曲を手掛けたポップ職人コンビの作品で、モンキーズ用に書き下ろした曲として知られる、ボイス＆ハート名義でのデビューシングル、ＴＯＭＭＹ　ＢＯＹＣＥ　＆　ＢＯＢＢＹ　ＨＡＲＴ－『ＯＵＴ　＆　ＡＢＯＵＴ』のＵ．Ｓ．オリジナル７インチ。　１９６７年にＢＩＬＬＢＯＡＲＤ　ＣＨＡＲＴ　ＮＯ．３９位を記録したヒット曲で、Ａ＆Ｍレーベルで１枚目となるデビューシングル。　５０年代のＦＡＴＳ　ＤＯＭＩＮＯ－『ＢＥ　ＭＹ　ＧＵＥＳＴ』、６０年代のＪＡＹ　＆　ＴＨＥ　ＡＭＥＲＩＣＡＮＳ－『ＣＯＭＥ　Ａ　ＬＩＴＴＬＥ　ＢＩＴ　ＣＬＯＳＥＲ』などのヒット曲を作曲した実力派シンガーソングライター・コンビと知られ、作曲活動をしながら自らリリースしたＡ＆Ｍ産ロッキン作品です。 　モンキーズの楽曲を数多く手掛けたコンビとしても知られていますが、このシングル『ＯＵＴ　＆　ＡＢＯＵＴ』は、元々モンキーズの為に書き下ろした作品。　残念ながらこの曲はモンキーズの制作陣に拒否されたらしく実現せず、やむなく自分たちで発表したという経緯があります。　ポップサイケな分厚いＡ＆Ｍサウンドのロッキンチューンで、シンガーソングライターならではの作り込んだ楽曲構成が流石の１曲。　今となってはモンキーズのヴァージョンを聴いてみたかったという衝動にかられてしまいます。　１９７６年に元モンキーズのデイビー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツと共に”ニューモンキーズ”を結成した事でも有名なボイス＆ハートのＡ＆Ｍ初期作品は、モンキーズのエッセンスがたっぷり感じられるのでファンの方にオススメです。　盤質：ＶＧ＋．ＷＯＬ．ＳＯＬ．