MODERN RECORDS 3号店

BRUNCE JOHNSTON-『DO THE SURFERS STOMP PART 1/2』 1962年

 ＢＥＡＣＨ　ＢＯＹＳのメンバー加入やＲＩＰ　ＣＨＯＲＤＳ名義の架空グループの作品で知られる名アレンジャーの初期作品で、ビーチ・ボーイズ・コレクターのマスト・アイテムとなる人気曲、ＢＲＵＣＥ　ＪＯＨＮＳＴＯＮ－『ＤＯ　ＴＨＥ　ＳＵＲＦＥＲＳ　ＳＴＯＭＰ　ＰＡＲＴ　１／２』のＵ．Ｓ．オリジナル７インチ。 　

カリフォルニアのマイナーレーベル”ＤＯＮＮＡ”で２枚だけ残した作品の１枚目で、１９５９年にＢＲＵＣＥ　＆　ＪＥＲＲＹというシングルの次にリリースされた、ソロ名義でのデビューシングル。　１９６２〜１９６３年頃に流行した”ＳＵＲＦＥＲＳ　ＳＴＯＭＰ”という片足ずつステップを踏むダンスを取り上げたもので、ＴＨＥ　ＳＵＲＦ　ＳＴＯＭＰＥＲＳ／ＴＨＥ　ＳＵＲＦＡＲＩＳなども取り上げているダンスチューンです。 　

このシングル『ＤＯ　ＴＨＥ　ＳＵＲＦＥＲＳ　ＳＴＯＭＰ』は、ビーチボーイズに加入する前のソロ音源としてファンの方に人気で、ＤＥＬ－ＦＩのライセンスで１９９１年にリリースされたＣＤ”ＯＮＥ　ＢＥＡＣＨ　ＢＯＹＳ　ＯＲＩＧＩＮＡＬ　ＡＬＢＵＭ”にも選出された１曲。　ズンズン刻むドラムと、コール＆レスポンスで盛り上げるダンスナンバーで、ＨＡＮＫ　ＢＡＬＬＡＲＤの『ＦＩＮＧＥＲ　ＰＯＰＰＩＮ’　ＴＩＭＥ』のフレーズもパクったりしている面白いアレンジ。　ＢＥＡＣＨ　ＢＯＹＳのサーフィン・サウンドとはまた違った、未完成の面白さがあるＭＯＤＳ好みのダンスクレイズです。

安価で出回る白地のプロモ盤ではない、ＤＥＬ－ＦＩレーベルの２ｎｄプレスでもない、”ＧＲＥＥＮ　ＧＩＲＬ　ＦＡＣＥ”ラベルとなるＤＯＮＮＡレーベルの１ｓｔプレスで、編集盤ＣＤではヴォーカルの無いＰＡＲＴ　２が収録されている事が多い為、ヴォーカル入りのＰＡＲＴ　１が聴ける点でも買いの１枚です。　盤質：ＶＧ．