MODERN RECORDS 3号店

TERRY LEE & THE POOR BOYS-『HIGHWAY 94 REVISTED』 1958〜1959年

Ａ－ＳＩＤＥ (1)『ＭＹ　ＬＩＴＴＬＥ　ＳＵＳＩＥ』 (2)『ＤＲＩＦＴＩＮ’』

Ｂ－ＳＩＤＥ (1)『ＨＯＵＮＤ　ＤＯＧ』 (2)『ＷＨＯＬＥ　ＬＯＴＴＡ　ＳＨＡＫＩＮ’　ＧＯＩＮ’　ＯＮ』

ＥＬＶＩＳ　ＰＲＥＳＬＥＹ／ＧＥＮＥ　ＶＩＮＣＥＮＴフォロワーとなる４人組グループの激レア未発表作品で、ボブ・ディランが在籍した事があるマイナーグループの元祖爆音ガレージ、ＴＥＲＲＹ　ＬＥＥ　＆　ＴＨＥ　ＰＯＯＲ　ＢＯＹＳ－『ＨＩＧＨＷＡＹ　９４　ＲＥＶＩＳＩＴＥＤ（追憶のハイウェイ ９４）』のＵ．Ｓ．７インチ。 　

１９５９年にミネアポリス州のガレージ会社、ＳＯＭＡレーベルでリリースされた『ＭＹ　ＬＩＴＴＥ　ＳＵＳＩＥ』は、当時５００枚しかプレスされなかった激レアシングルオンリーで、ピュアロカビリー・プリガレージ収集家には有名なコレクターズ・アイテム。　初期衝動的な荒削りのサウンドは正しくガレージ誕生期の最たるもので、ＮＯＲＴＯＮによる渾身の復刻。　ＥＬＶＩＳ　ＰＲＥＳＬＥＹで有名な『ＨＯＵＮＤ　ＤＯＧ』、ＪＥＲＲＹ　ＬＥＥ　ＬＥＷＩＳで有名な『ＷＨＯＬＥ　ＬＯＴＴＡ　ＳＨＡＫＩＮ’　ＧＯＩＮ’　ＯＮ』のカバーも最高です。 　

このＥＰ盤のタイトルで既にボブ・ディラン関連アーティストと伝わるかと思いますが、ＢＯＢ　ＤＹＬＡＮが無名だったデビュー前に参加したロカビリー・グループの一つ。　ＴＨＥ　ＳＡＴＩＮＴＯＮＥＳ／ＧＯＬＤＥＮ　ＣＨＯＲＤＳ／ＲＯＣＫＥＴＳなどにボブ・ディランが参加した事は、コアなファンでしたらご存知の方も多いと思いますが、中でも最もマイナーなグループがこのＴＥＲＲＹ　ＬＥＥ　＆　ＴＨＥ　ＰＯＯＲ　ＢＯＹＳ。　このＥＰ盤のライナーを読む限り、ＢＯＢ　ＤＹＬＡＮ参加曲は収録されていないようですが、無名時代のボブ・ディランを知る貴重な資料の一つとして”追憶のハイウェイ ９４”というタイトルになっています。 　

マニアック音源の発掘で世界中を驚かせているＮＯＲＴＯＮが復刻した激レア音源なので、ＣＤなどでも一切聴く事が出来なく、このＥＰ盤をゲットする以外に聴く方法がありません。　既に廃盤状態で、ＮＯＲＴＯＮの７インチは今後高騰確実と言われておりますので、あるうちにゲットがオススメです。　ジャケット　：Ｅ．／盤質：Ｅ．